愛知地域建設コンサルタンツ協会
トップページ お問い合せ サイトマップ
 
Google
特集
技術発表会
社会貢献活動
特別講演会
社長研修会
協会について
土木検定ページ
 

 

 土木検定(No.30掲載)

今回のテーマは土木とエコ。土木分野でも環境に配慮した様々な取り組み行われています。

第1問 公共工事でリサイクル資材をより多く利用するためには、どうしたら良いか。そんな視点から生み出された制度「愛知県リサイクル資材評価制度(総称:あいくる“aicle”)」は昨年で何周年を迎えたでしょうか?
@ 5周年
A 10周年
B 20周年
C 30周年

第2問 令和4年12月末現在において、愛知県リサイクル資材(あいくる材)の認定資材数はいくつあるでしょうか?
@ 63
A 663
B 1,363
C 3,063

第3問 次の文章は、平成27年度から始まったある取組です。これに該当するものを選んでください。
「社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能(生物の生息の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制等)を活用し、持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進める」

@ カーボンニュートラル
A グリーンインフラ
B SDGs
C ESG

第4問 愛知県は、「SDGs未来都市」として、SDGsの達成に向けた取組を推進し、すべての県民の皆さんと一緒に持続可能な社会を目指すために始めた「あいちSDGs Action」ですが、2023.3.1現在、何件の企業・団体が登録しているでしょうか?
@ 593件
A 1,104件
B 5,238件
C 11,245件

第5問 持続可能な水資源の利用を推進するネット〇〇ウォーターの一環として、〇〇ウォータービルへの関心が高まっている。〇〇に入る文字は何でしょうか?
@ エコ
A グリーン
B エシカル
C ゼロ

第6問 「多自然川づくり」の「水制工」で、土木学会デザイン賞2007優秀賞を受賞したのは、どの河川でしょうか?
@ 日光川
A 明智川
B 市木川
C 矢田川



〜正解と解説〜


第1問

正解 B 20周年

解説
 公共工事でリサイクル資材をより多く利用するために生み出された「愛知県リサイクル資材評価制度」(あいくる)は、2002年に始まり、多くの工事で活用され、2022年で20周年を迎えました。
 循環型社会の形成を目指し、2000年にグリーン購入法※が制定されました。リサイクル製品を利用することで、環境負荷の低減を図るものです。しかしながら、愛知県の公共工事では、大量の資材を使用するにもかかわらず、グリーン購入は進んでいませんでした。
 理由は大きく二つ。一つは、建設資材は発注者(愛知県)ではなく、工事を請負う建設会社が調達するものであること。もう一つは、公共工事で使用することができる品質・性能等を、どのように確保するか定かではないということでした。
 そこで、品質・性能等の評価基準を定め、適合するリサイクル製品を認定し、公共工事において利用促進を図る制度として、‘‘あいくる’'は誕生しました。これにより、工事請負者においても適切なリサイクル資材を選択し、率先して利用できるようになりました。

(愛知県建設企画課HPより)

問1に戻る▲



第2問

正解 C 1,363

解説
令和4年12月末現在において、愛知県リサイクル資材(あいくる材)の認定資材数は1,363個あります。
一番多いのはプレキャストコンクリート製品の680個。次いで、再生加熱アスファルト混合物、再生路盤材となっている。
https://www.pref.aichi.jp/site/aicle/aicle-list.html

問2に戻る▲



第3問

正解 A グリーンインフラ

解説
 平成27年度に閣議決定された国土形成計画、第4次社会資本整備重点計画では、「国土の適切な管理」「安全・安心で持続可能な国土」「人口減少・高齢化等に対応した持続可能な地域社会の形成」といった課題への対応の一つとして、グリーンインフラの取組を推進することが盛り込まれました。
 グリーンインフラの概念は、我が国が直面する様々な課題を解決する上で示唆に富むものですが、様々な学説や考え方があり、社会資本整備や国土利用等、国土交通行政分野における取組の方向性を示したものはありませんでした。他方、既往の国土交通行政分野の取組の中には、グリーンインフラと称さないものの、自然環境の機能を活用した取組が相当見られ、これらの取組に対応した法令等や支援制度が整備されています。
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_mn_000034.html

問3に戻る▲



第4問

正解 A 1,104件

解説
 愛知県SDGs登録制度とはSDGsの達成に向けて取り組む企業・団体等を登録し、企業等の取組を「見える化」することで、SDGsに関する具体的な取組を促進することを目的とした制度です。

  • 経済・社会・環境の3側面すべてに関わる取組を実施していること
  • 実施している取組について、具体的な目標を設定し、SDGsのゴールと紐付けていること
  • SDGsの取組を自社のホームページや会社案内等で発信していること

等の要件を満たした愛知県内のSDGs達成に向けた取組を実施している企業・団体等が登録することができます。
https://www.pref.aichi.jp/kikaku/aichi-sdgs/sdgs.html

問4に戻る▲



第5問

正解 C ゼロ

解説
 ネットゼロウォーターとは、その地域の水資源を年間を通して量的にも質的にも枯渇させないことを目的とした水循環利用システムを指します。
 ゼロウォータービルとは、建物と敷地内での水量の収支を総合的にゼロに近づける取り組みが行われたビルを指します。
 例えば、雨水・井戸水の代替水量や、敷地内の排水処理水の還元水量を使用することで、上水インフラに頼らない水消費とする取り組みです。

ネットゼロウォーター研究会

問5に戻る▲



第6問

正解 C 矢田川

解説
 川の流れによって河岸が削られるおそれがある場合に、河岸を守るために護岸工を施工しますが、河岸から沖に向かって突堤を出して水の主流が岸に当たることを防ぐことで河岸を守る方法もあります。この突堤のことを水制工といいます。
 水制工を設置すると、その周りには速い流れや緩やかな流れなど、いろいろな流れができ、水の中の生き物にとって暮らしやすい棲み場がつくられます。
 矢作川の水制は、「河畔林のあり方」までを含めて計画した点が高く評価され、平成19年度の土木学会デザイン賞(矢作川 古鼡水辺公園/お釣土場)で優秀賞を受賞しました。

(愛知県HPより)

問6に戻る▲



 

Copyright 愛知地域建設コンサルタンツ協会. All Rights Reserved
 
愛知地域建設コンサルタンツ協会