土木検定(No.24掲載)
〜正解と解説〜
今回の開通55km区間のうち、トンネル部分は下り38箇所、上り39箇所で延長約16.4kmありますので、約3割がトンネルということになります。また、橋梁部分は延長約11.9kmで、約2割となります。
新東名高速道路は、2012 年に開通している御殿場JCT(静岡県御殿場市)から浜松いなさJCT(静岡県浜松市)と合わせ延長約200kmが開通し、この間で東名高速道路とダブルネットワークを形成することができました。これにより、東名高速の渋滞緩和、ダブルネットワーク化による信頼性の向上、日本の大動脈としての三大都市圏の連携強化などの効果が期待されます。
また、沿線では、工場用地・工業団地等の企業立地の促進や、奥三河地域への日帰り観光圏域の拡大など、地域の活性化が期待されます。
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(NEXCO中日本webより)
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解説
東名高速道路では、最大勾配5%でしたが、新東名高速道路では、2%と緩やかな設計となっています。ゆるやかな構造を採用することによって、荷痛み・荷崩れの減少、事故の減少、凹部の渋滞を回避するなどの効果が期待されています。
道路構造令では下記のように規定されています。 |
最大勾配5%: |
普通道路の場合: |
設計速度60km/hの時の規定値
設計速度120km/hの時の特例値(第4種以外)
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最大勾配8%: |
普通道路の場合: |
設計速度30km/hの時の規定値
設計速度60km/hの時の特例値(第4種以外)
設計速度50km/hの時の特例値(第4種)
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最大勾配12%: |
普通道路の場合: |
設計速度20km/hの時の特例値(第4種以外) |
開通区間の特色
ゆるやかな構造で、安全かつ快適な走行を実現します。
■東名高速道路と比較してゆるやかな構造の新東名高速道路
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■ゆるやかな構造の採用により期待される効果
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解説
新東名(本線)が通過する、愛知県の市町村は、新城市、豊川市、岡崎市、豊田市の4市です。ICは岡崎IC、新城ICの2箇所と、岡崎SAにはスマートICがあります。
ちなみに南側を走る東名高速道路は豊橋市を通過します。
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解説
長篠設楽原SA上り線、長篠設楽原SA下り線、岡崎SA(上下線集約型)の3箇所です。岡崎SAは上下線どちらからでも乗り入れできる集約型のICですが、行きと帰りで趣きが全く異なる、2つのコンセプトを共存させた初めてのサービスエリアとなっています。
これら3箇所を含め豊田東JCT〜御殿場JCT のSA・PAは上下線合わせて17箇所となりました。なかでも、「岡崎」「駿河湾沼津」「清水」「静岡」「浜松」は「NEOPASA(ネオパーサ)」と呼ばれ、従来のSA・PAにない魅力あふれる商業施設になっています。
ちなみに、高速道路の設計要領ではPAはだいたい15km間隔に一つ、SAは50km間隔に一つを目安に設置することになっています。
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解説
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nexcoホームページより
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解説
この合戦は、信長の鉄砲を用いた新戦術の前に、無謀な突撃を繰り返す勝頼率いる騎馬軍団のイメージが強いようですが、実際の戦闘は織田徳川連合軍の死者六千からわかるとおり、両軍が入り乱れてのし烈なものでした。設楽原独特の地形と馬防柵、三千挺の鉄砲に守られた連合軍に対し、兵数も半分以下、全面決戦の準備もない武田軍は退却をも考えていました。そのような不利な状況の中における奮闘ぶりは、さまざまな文献のなかに見受けられます。
(新城市商工会HPより)
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