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 土木検定(No.22掲載)

 

第1問 愛知県で一番広い面積の市町村はどこでしょうか。
@名古屋市
A豊田市
B新城市
C田原市

第2問 愛知県には国道1号が通っています。では、愛知県の路線整理番号1番の県道は?
@名古屋一宮線
A名古屋津島線
B飯田富山佐久間線
C豊橋渥美線

第3問 愛知県の都市公園(平成25年3月31日現在)で、都市公園面積の多い市町村は名古屋市(約1,570ha)ですが、一人あたり公園面積が多い市町村は?
@春日井市
A新城市
B長久手市
C豊川市

第4問 名古屋市を除く市町村で、公共下水道の普及率が一番の市町村は?
@刈谷市
A知多市
B岡崎市
C豊川市

第5問 愛知県内の下水処理場で、処理能力が一番大きな処理場は次のうちどれでしょうか。
@掘留水処理センター
A矢作川浄化センター
B境川浄化センター
C打出水処理センター

第6問 国の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」(平成24年8月29日公表)による推計結果のうち、愛知県に対し最も影響が大きい推計マグニチュードはいくつでしょうか。
@M 9.0
AM 8.0
BM 7.9
CM 6.8



〜正解と解説〜


第1問

正解 A豊田市 918.47km²

解説
 豊田市(とよたし)は、愛知県北部(西三河地方)に位置する中核市で、トヨタ自動車が本社を置く企業城下町として知られています。
 平成17年4月1日に豊田市・藤岡町・小原村・足助町・下山村・旭町・稲武町の7市町村が合併し愛知県下で最大の面積を持つ市となりました。

順位 市町村 面積(km²)
1 豊田市 918.47
2 新城市 499.00
3 岡崎市 387.24
4 名古屋市 326.43
5 設楽町 273.96
6 豊橋市 261.35
7 田原市 188.81
8 豊川市 160.79
9 西尾市 160.34
10 豊根村 155.91

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第2問

正解 B飯田富山佐久間線

解説
 飯田富山佐久間線は、長野県飯田市から愛知県北設楽郡豊根村を経由して静岡県浜松市天竜区に至る路線延長:約92km(愛知県は約29.8km)の主要地方道。愛知県だけでなく長野県、静岡県の県道1号線になっています。
 主要地方道は道路法第56条の規定により、建設大臣(現国土交通省大臣が指定する主要な都道府県道または市道で、高速自動車国道や一般国道と一体となって広域交通を担う幹線道路として位置づけられています。路線は建設省公示で指定されており、愛知県の場合は路線番号が1〜2桁となっています。
 ちなみに名古屋一宮線は190番、名古屋津島線は68番、豊橋渥美線は2番です。

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第3問

正解 B長久手市 (33.16m²/人)

 愛知県の都市公園は、平成25年3月31日現在、4,457箇所、面積約5,532haあります。
 一人当たりの公園面積が多い市町村は長久手市で33.16m²/人です。長久手市には愛・地球博記念公園があり、長久手市の都市公園182.40haの内、愛地球博記念公園は147.40haです。
 愛知県全体では7.51m²/人で全国平均の約10m²/人と比べてやや低い水準にあります。

一人当たり都市公園面積(都市計画区域)

2013年度 国営含む H25.3.31時点
順位 市町村名 都市公園合計 都市計画区域人口
(千人)
1人当り公園面積
(m²/人)
箇所 面積(ha)
1 長久手市 46 182.40 55 33.16
2 新城市 12 72.04 34 21.19
3 みよし市 73 82.03 61 13.45
4 豊川市 107 223.69 181 12.36
5 豊田市 179 458.84 396 11.59
  愛知県全体 4,457 5,532.26 7,364 7.51

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第4問

正解 A知多市

解説
 公共下水道の下水処理場には、単独で整備を行う単独下水道と複数の市町村の水処理を愛知県が行う流域下水道があります。
 流域関連公共下水道だけを考えると、刈谷市、岡崎市が高いが、単独公共下水道も加えると知多市が94.4%と一番となっています。
 ちなみに名古屋市は99.0%。名古屋市を除く愛知県内の普及率は61.7%であり、全国平均の76.3%と比べてやや低い水準にあります。

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第5問

正解 A矢作川浄化センター

解説
 下水処理場の箇所数は、単独下水道の処理場が圧倒的に多く、これに対して愛知県の流域下水道は11か所にとどまります。また、処理能力については、流域下水道の方が大きいのが一般的ですが、名古屋市が管理する下水処理場には流域下水道と同程度の施設があります。
 愛知県内で下水処理能力の大きな下水処理場ランキングベスト5は以下の通りです。

順位 下水処理場 管理者 処理能力(m³/日)
1 矢作川浄化センター 愛知県 463,800
2 境川浄化センター 愛知県 367,000
3 打出水処理センター 名古屋市 280,000
4 堀留水処理センター 名古屋市 200,000
5 豊川浄化センター 愛知県 197,000

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第6問

正解 @M 9.0

解説
 これは推計値であります。
 因みに、他の数値は過去に愛知県に大きな被害をもたらした地震で
   AM 8.0 明治24年 濃尾地震  死者7,232人
   BM 7.9 明治19年 東南海地震 死者1,223人
   CM 6.8 昭和20年 三河地震  死者2,306人
 M 9.0は平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と同規模になっています。
 愛知県ではこれを基に、「南海トラフ巨大地震」の被害想定の試算結果を以下のように公表しています。(平成25年5月30日)

建物被害(冬夕方(18時)を想定)
揺れによる全壊 236,000棟
液状化による全壊 26,000棟
浸水・津波による全壊 2,300棟
急傾斜地崩壊による全壊 500棟
地震火災による消失 116,000棟
380,000棟
人的被害(冬深夜(5時)を想定)
建物倒壊による死者 15,000人
浸水・津波による死者 6,000人
急傾斜地崩壊による死者 50人
地震火災による死者 2,400人
23,450人

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